シミを消しに皮膚科に行ってきました。
私の右頬にある直径7ミリほどの、濃くて大きめなシミ。

2年間美白専用クリームを使ったけど変化なし
他にもアチコチに点々とある小さなシミのために、美白専用クリームでケアするとこ約2年。

そう。
これだ大きなシミや色の濃いシミは、化粧品で頑張っても消えない。。。
そもそも美白美容液やクリームはシミの原因「メラニン色素」を作らないようにするための予防。
出来てしまったシミには劇的な効果はないんですね。
頭では理解しているつもりだったけど、2年も試して消えないんだから化粧品はやっぱり予防のためだったみたい。
なので根本的にシミを消すために、初めて皮膚科に行ってシミを取りに行きました!
シミを取るには塗り薬やレーザーがありますが、初めてということもあり、今回、私が試した方法はクリーム。
- クリーム(塗り薬)はどのくらいで効果が出るの?
- どんな種類のクリーム(塗り薬)があるの?
- 料金は?
- 保険は適用できるの?
など、詳しくレビューしちゃいます。
クリーム以外でシミを皮膚科で消す方法も、まとめてご紹介しますね。
皮膚科でシミを消したいけど初めてで
- どんな方法があるの?
- デメリットは?
- 費用は?
など、分からない事が多て行けない・・・。
という方は参考になさってみてくださいね。
只今!皮膚科でシミ消し中
実は私が皮膚科に行ったのは、シミを消すためではなく別件で行ったんです。
この皮膚科は私かかりつけのクリニックで最近、美容皮膚科にも力を入れ始めたらしいんですね。
で、何気なく他の治療中に

と右頬のシミを指しながら、先生に聞いたところ。

と、意図も簡単にクリームを処方していただくことに!




今回処方して貰ったクリームは「ハイドロキノン5%」
ハイドロキノン還元作用によって高い美白効果がある成分で有名ですよね。
「肌の漂白剤」とも言われていたりします。
普段私が使っている美白クリームはハイドロキノンが2%配合されている市販で購入できるクリーム。
2%配合の美白クリームを2年使ったけど、シミの変化はなし。
5%配合なら効果はあるんじゃない?
と、楽しみになって来ました。

料金は後ほど詳しくご紹介しますが、まあ。安くてびっくり。
処方せん料もハイドロキノンも自費(保険適用外)ですが、合わせても2,000円(初診料は抜きで)くらい。

ハイドロキノンの塗る順番と注意点
家に帰り、その日の夜からさっそくハイドロキノンを使ってみることに。

容量5グラムで2ヶ月分
薬局で使い方と注意点を確認したところ
- 夜のスキンケアの乳液やクリームの前に、シミがあるところだけに塗る。
- ハイドロキノンを塗ったところには、乳液やクリームは塗らない。
- 朝は使用しないけど、日焼け止めをしっかり塗る。
- 2ヶ月くらいからシミが改善してくるので、根気よく続ける。
- ハイドロキノンは冷蔵庫で保管して、2ヶ月が経過したら使わない。(黄色く色が変わったら2ヶ月以内でも使用を中止する)
と言われ実際に使ってみたけど、シミにだけ塗るのが結構難しい。

そこで、思い付いたのが机の引き出しに、あった丸いシール!

100均でも買えま~す!
化粧水や美容液の後にシールをシミに貼ってから、先に乳液やクリームを塗っちゃう。
次にシールを剥がして、シールの部分だけにハイドロキノンを塗れば完了!
では、やってみま~す。
普段どおりに化粧水や美容液を付けたら、シミのところにシールを貼りま~す!
こんな感じ。
で、この後に乳液やクリームを顔全体に塗ります。

クリームを塗り終わったら、シールを剥がしてハイドロキノンを塗りま~す。
ピンポイントで塗るので綿棒でクルクルっと塗ります。
シミからはみ出ないように慎重にハイドロキノンを塗りま~す。
こんな感じで出来上がり。

気になる料金は?

↑先生がペンで◯を書きながら料金を説明してくれました!
気になる料金ですが、シミ消しクリーム(ハイドロキノン)を処方するために掛かった費用は
- 処方せん料 500円
- ハイドロキノン 1,296円
- 初診料 282点 (2,820円)の3割。
※初診料は別件で病院に行ったので保険適用内。
の合計4、616円でした。
これで2ヶ月間だから1ヶ月にすると約2,300円。安い!

保険は使えるの?
今回は別件で皮膚科に行ったので、初診料は保険が適用されましたが、「シミ消し」は、健康保険適用外で全額負担になります。
お会計の時に、請求金額を聞いてびっくり!
なんてことにならないように、おおよその金額予め確認しておいたほうがいいですね。
ハイドロキノンを体験中!効果が現れる治療期間はどのくらい?
ハイドロキノンを処方してもらった薬剤師さんによると、効果は2ヶ月くらいから実感できるそう。
毎晩コツコツと続けてますが、使い続けて3日くらいしたら赤みが出て来てしまいました。

私も左頬のシミに塗ったら、赤くなってしまいました。

分かりにくいけど少し赤くなってしまいました。
4箇所のシミをケア中なんですが、なぜかこの一つだけが赤くなってしまって。。。
調べて見たら、赤みや皮むけを起こすこともあるんだそう。
使い続ければ、徐々に治ってくるとのことなので、このまま使い続けます。
初めてまだ2週間目なのでシミに、これといった変化はありません。



結果は、チョコチョコご報告しますね。
1ヶ月経ったので、その後のシミの変化をご紹介しますね。

1ヶ月後
光の加減もありますが、並べてみると少し薄くなってる感じですね。

「皮膚科でシミ消し」どんな方法がある?
私は初めてということもあり、手軽なクリームを試してみましたが、美容皮膚科での「シミ消し」は、塗り薬(クリーム)の他にレーザーやケミカルピーリングもありますよね。
私はハイドロキノンクリームを処方してもらいましたが、レチノイン酸が配合されているクリームや、ハイドロキノンとレチノイン酸の両方が配合されているジェルなどを勧める病院もあるようです。
レーザーの種類も多くてピンポイントで照射するものや広範囲に照射するものまでいろいろ。
皮膚科にシミを取りに行きたいと思っても
こちらでは、美容皮膚科で行う「シミ治療」の種類をご紹介しますね。
クリームでシミを消す
初めて美容皮膚科に「シミを消し」に行くとシミの大きさや濃さによって違いますが、まずはクリームを勧める病院が多いみたいですね、
クリームの種類は「ハイドロキノン」や「レチノイン」を処方してくれます。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは今回、私が処方してもらったクリーム。
特徴はメラニン色素の生成を抑制する作用と、すでに出来てしまったシミを還元作用にによって薄くしてくれます。
市販されている化粧品にも配合されている物もありますが、日本では2%までと決められています。
美容皮膚科で処方されるハイドロキノンは5%前後が多いようです。

レチノン
レチノンは肌のターンオーバーを促進させ、メラニン色素を排出させる働きがあります。
また、真皮に働きかけてコラーゲンの合成を促進し、肌に弾力をもたらす働きもあります。

レーザーでシミを消す
クリームでシミが消えなかった方や、濃いシミの方に進められるのがレーザー。
レーザーと一言で言っても種類がたくさんあって、効果や費用など、初めての方は迷ってしまいますよね。
私も顔のシミがクリームで取れなかったら、レーザーで消したいな。と思って調べたんですが、これが本当に種類が沢山。
なので、大まかなレーザーの種類と効果や費用をまとめてみました。
レーザの種類を大まかに分けると
- ミリ単位でレーザーを1ショットづつ当てるのもの
- 広範囲にレーザーを当てるもの
の2種類に分けられます。
ミリ単位でレーザーを1ショットづつ当てるのもの
特徴としては、ミリ単位で当てるものの方がれレーザーの出力が高い分、効果も高い傾向にありますが、ダウンタイムや照射時に痛みを伴います。

この期間にレーザーを照射したところが瘡蓋となって、瘡蓋と一緒にシミが取れます。
また出力が高いレーザーを照射ると当日にメイクが出来なかったり、入浴できないなどの制限があります。
qスイッチレーザー
1ショットづつ照射するレーザーで良く聞く名称には「qスイッチレーザー」があります。

美容皮膚科の診療一覧で、良く目にするレーザーの種類と特徴を簡単にご紹介しますね。
qスイッチアレキサンドライトレーザー
治療費が比較的やすく、ほとんどの場合治療が1回で終わる人気のレーザー
1回の施術費用の目安:~1cm未満 10,000円~12,000円
qスイッチルビーレーザー
浅いシミだけではなく、痣やホクロにも対応できます。
1回の施術費用の目安:2mm~5mm以下 3,000円~5,000円
5mm~6mm以下 6,000円~7,000円
10以下 10,000円
qスイッチYAGレーザー
他のレーザーで取り切れなかったシミに対して使うことが多く、肝斑も治療が可能なレーザーです。
1回の施術費用の目安:1mm 3,000円~
参考文献:メディカルノート
アキュチップ
qスイッチレーザーに比べると効果はやや薄れるますが、ダウンタイムや比較的痛みも少ない「アキュチップ」もあります。
1回の施術費用の目安:~6mm 1,000円~2,000円

広範囲にレーザーを当てるもの
特徴は広範囲に出力の低いレーザーを照射するので、痛みも少なくダウンタイムがありません。
治療当時にメイクや入浴もOK。
広範囲に広がったシミや肌の色ムラ、くすみにお悩みの方に向いているレーザーです。
また、一般的にシミと言われる「老人性色素斑」だけでなく、毛穴の開き、ニキビ、シワ、色素沈着やたるみなどにも効果があります。
レーザーの種類では「フォトフェイシャル」と呼ばれていて、レーザートーニング、フォトRF
、IPLなどがあります。

1回の施術費用の目安:6,000円~30,000円
失敗しないで「皮膚科でシミを消す」方法
せっかくシミを取りに行ったのに「思うような効果がえられなかった」なんて事に、ならないように、シミの状態や自分にあった方法を選ぶことが、とても大切。
それぞれの治療法のメリットとデメリットをしっかり把握して、後悔のないように治療しましょう。
クリームのメリット・デメリット
美容皮膚科でシミを消すのが初めての方におすすめな方法がクリームでや塗り薬。
「シミはレーザーじゃないと、綺麗に消えないんじゃない?」
と思われる方も多いようですが、しっかりケアをすればクリームや塗り薬でもシミは薄くなっていきます。
美容皮膚科でも初めての方には、クリームや塗り薬での治療を勧めるところが多いみたい。
シミが薄くなってくるまで「2ヶ月くらい」と長い時間がかかりますが、肌への負担が少ない塗り薬やクリームから初めてみるのがおすすめです。
■メリット
- 費用が安い
- 痛みがない
- ダウンタイムがないからいつでも治療を開始できる
■デメリット
- シミが薄くなるまでに時間がかかる(2ヶ月くらい)
- 毎日お手入れが必要
- クリームが肌に合わない場合がある
- クリームでは消えないシミもある
レーザー治療のメリット・デメリット
レーザー治療は、塗り薬やクリームで思うような効果が出なかった方や、濃いシミや盛り上がったシミに向いています。
1ショットづつ照射するレーザーは、シミが薄くなるまでの時間も2週間前後と短いですが、ダウンタイムもあります。
ダウンタイムの期間はレーザーを照射した部分が瘡蓋になって剥がれるまでの時間で、その期間は紫外線から保護するためにテープをした部分に貼らないといけません。
また、治療時期は紫外線が多い時期には向いていないので治療できる季節も限られてきます。

■メリット
- シミが消えるまでの時間が短い(ショットタイプのレーザーで2週間前後)
- クリームあ塗り薬でケアできないシミもカバーできる
- たるみやくすみなどの悩みも一緒にケアできる
■デメリット
- ダウンタイムがあるので治療後2週間くらいはテープなどで保護をしないといけない
- 費用が高い
- 治療時に痛みがある
- 紫外線が多い夏の治療には向いていない
皮膚科でシミを消す時にありがちな失敗
美容皮膚科でシミを消すと治療方のメリットとデメリットをご紹介してきました。
メリットとデメリットでシミを消す方法を選んでOKなのですが、最後に失敗例もご紹介しますね。

費用が高くついてしまった
初めに費用をきちんと確認しておかなかったばかりに、予算をオーバーしてしまった。
なんて事のならないように、皮膚科に行く前にHPなどで価格をチェックしておくことが大切です。
初診料や薬の処方せん料、レーザーの場合には保護テープ代など、HPには載っていない費用もあるので、前もって電話で何にどのくらいの費用がかかるかを確認した方がいいですね。
痛くてたまらなかった
口コミなどを見ていると以外に多いのが「レーザー痛くてたまらなかった」というもの。
顔のシミは消し去りたいがレーザーまじで痛いから怖すぎて震える
— おはぎちゃん (@___aeiuo) 2019年4月18日
私は痛みに弱いので比較的痛みが少ないレーザーを選びましたが、効果が高いレーザーは痛みも強いみたい。
痛いのはイヤ。
という方は、治療前にしっかりと医師と相談しましょう。
予め麻酔シートを貼って痛みを和らげてくれる皮膚科もあります。
シミを治療してしばらくしたら、同じところにシミが出てきた
こちらも口コミで良く目にするのが「シミが再発した」というもの。
レーザーで1年前ぐらいに取ったシミが再発してる気がする、、もう顔全体的にレーザーしたい
— 有角 幻也 (@arucard_akg) 2018年9月13日
せっかくシミをとっても、シミが再発したらショック!
シミが再発しないようにするには、シミを取った後も美白ケアを怠らない事が大切です。
皮膚科でシミを消す時に失敗しない方法
美容皮膚科でシミを消す時に失敗しないようにするには「痛み」「費用」が自分に合っているのか?
治療が終わった後も美白ケアをして、しっかりシミを予防できるか?
がポイントになってきます。
シミをピンポイントで消すレーザーでも痛みが少ないものや、ダウンタイムが無いものもあるし、費用が比較的安いレーザーもあります。

また、はじめから顔のシミを消すのではなく、手の甲や腕など身体にできたシミで試してみてから顔のシミを消す。
というのも一つの方法。
私は塗り薬やクリームでシミを消す方法は、はじめから顔のシミに使っていますが、レーザーは初めてで何かと心配だったので手の甲のシミで試してみることにしました。
費用も1ショット1,000円と安いし、痛みや効果を身体で試してみてから塗り薬で取れなかったシミをレーザーで取ろうかな?
と持っています。
まとめ
美容皮膚科を取る方法と注意点をご紹介してきました。
「これから初めてシミを取るけど分からない事が多くて」という方の参考になれば幸いです。
最後に私が実際に皮膚科でシミを取ってもらう時に「大切だな」と思ったポイントをお伝えしますね。
皮膚科でシミを消す時のまとめ
- 美容皮膚科でシミを消す時は健康保険は使えない。
- 塗り薬やクリームでの治療はシミを消すまでに時間と手間がかかる。
- レーザーは治療時の痛みとダウンタイムがあるので治療するタイミンが限定される。
- 美容皮膚科でシミを消す時は、事前に「治療方法」や「費用」など気になる事をチェックしておく